血圧は一日中変化しています。通常日中はストレスの影響で高くなり、夜間睡眠中は低下します。このリズムがおかしくなると、将来の心血管病発症が増えます。
以下のような、たちの悪い血圧変動のタイプがあります。
1 夜間高血圧:夜血圧が下がらない、逆に上がるタイプ
2 早朝高血圧:夜下がっていた血圧が起床とともに急激に上昇するタイプ
3 変動の大きい高血圧:一日の最低/最高血圧の差が大きいタイプ
また、心筋梗塞や脳卒中などの心血管病の発症は、血圧が急激に上昇する早朝に多いことが知られ、血圧の変動が直接病気につながることがわかります。
この血圧変動を測定する方法が、自由行動下24時間血圧測定(ABPM)です。しんとこ駅前クリニックでは、高血圧患者様の血圧変動をABPMで把握し、適切なアドバイス/治療を行います。