エネルギーの過剰摂取からくる肥満は、①高血糖 ②脂質異常症 ③高血圧 といったすべての病気の原因となります。余ったエネルギーは脂肪として①皮下脂肪、および②内臓脂肪として蓄えられます。高血糖や脂質異常症と密接な関係があるのは、内臓脂肪とされています。内臓脂肪は図のようにCTスキャンで測定可能ですが、簡便には腹囲を測定することで代用できます。
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心筋梗塞/狭心症といった冠動脈疾患、脳梗塞などの動脈硬化性疾患の罹患率は、高血糖、脂質異常、高血圧などの生活習慣病(危険因子)が多ければ多いほど高いことが分かっています。
![図3](https://shintoko.org/wordpress/wp-content/uploads/2017/09/34.png)
メタボリック症候群の診断は、複数の項目を組み合わせて行います。
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