賢い患者になるために

incyou_eyeしんとこ駅前クリニック院長綾織です。
ブログ準備中!とアナウンスしながら、ホームページの他のコンテンツ整備に忙しく、サボっていてすみませんでした。ホームページ作成に際し、綾織は患者様にわかりやすいことばで、壮年〜高齢者にとってためになる内容や表現を心がけています。ブログでも同様に情報を発信していきますので、ご期待ください!
しんとこ駅前クリニックでは循環器疾患、糖尿病などの代謝疾患を中心とした高度な専門医療の一方で、「老年病専門医」として高齢者における原因不明の急な体調変化に対応し、適切な診断を行います。
テレビや新聞など、ちまたに「賢い患者になるためには?」というような心得を紹介されることが多くなり、患者さんも様々な症状をメモなどにまとめて持ってらっしゃいます。これ自体はいいことで、とても助かります。ただ、メモなしで5つ以上の症状を立て続けにおっしゃる方もおられます。確かに、一見関係ないようなことが病気の診断の鍵を握ることはあります。たとえば、引っ越しと咳に関係があったりとか。
お医者さんはいろいろな情報から、病気の診断に結びつけていきます。たとえば心筋梗塞だと、「喫煙」「コレステロール」「男性」「糖尿病」「高血圧」などの背景と、「痛みの場所」「持続時間」「冷汗」「吐き気」などの症状の特徴を組み合わせて、心筋梗塞らしいかを重み付けしていくのです。たくさんの症状をいちどにお伝えいただいても、こういった医師の診断過程の助けにならないことがほとんどなのです。それよりも、一番困っていることをお伝えください。医師はその困った症状から、順を追って情報を得ようと患者さんに質問します。その質問にちゃんと答えることを心がけましょう。
また、ご自身の解釈ばかりをお話になり(高学歴の人に多いです)、何が困っているかよく分からない方が時々見受けられます。たとえば、「足の血のめぐりが悪い」などという方。ただ、「足がしびれる」と伝えればいいのです。解釈は医師がしますので。
困った症状があり、重い病気でないか心配なときは以下のことに留意して、お医者さんとお話ししましょう。
okusuru_te
1 伝える症状は3つまで
2 医師の質問の意味が分からなければ、聞き返す
3 お薬手帳は必ず持参
4 自分の解釈はなるべく控えて、事実のみを伝える