綾織はずっと太りやすい体質で悩んでいます。
2005年ころアメリカに住んでいましたが、そのころの体重はおそらく90kg以上あったのではないかと思います。
「おそらく」というのは、その頃体重に興味がなかったということでしょうね、体重計がアパートになかったのです。
妻はいくら食べても体重が増えないことが悩みだというので、これまた体重計は不要でした。
帰国後、己の醜さにはたと気付き、ストイックな食生活と運動で70kgまで減量しました(すごいですね〜。もう二度とできない。。)。
そのころの酒の肴は韓国海苔か茎わかめ。いつもお腹がすいている感じでした。
いらいらして。時々夜中に衝動食いをしたり。今のところその頃の体重を維持していますが、腹八分を守らないとすぐ増えてしまいます。
研修医の頃、先輩の研究に協力し倹約遺伝子を調べてもらったら、どうも省エネ体質であるということが分かりました。
妻の家族は妻同様、やせの大食いです。アメ車みたいなものでしょうね。燃費が悪い。世の中不公平なものですが、この遺伝的な不公平には閉口します。
同じような体質の患者さんとは「あなたも僕もプリウスです」と慰め合い、妻にはその悩みを決してひとに話さない方がいいと忠告しています。
省エネ体質