「急に片足だけ腫れる、むくむ」のが、深部静脈血栓症（DVT）です。一般的には、「エコノミークラス症候群」として知られ、中越地震被災者に多くみられたように、狭いところにじっとして動かず、水分をとらずにいると起こりやすく、手術、病気、足の怪我などから発症することもあります。
DVTの怖いところは、死亡に至る可能性がある肺動脈塞栓症を引き起こすことです。足の血管にできた血栓が血流に乗って肺の動脈に移動し、酸素を取り込めなくなって重症化します。それを防ぐため、足と肺の間の血管に「フィルター」を挿入することもあります。
こういったことから、DVTの診断はとても重要ですが、一般の医師にとってその診断は比較的難しいとされています。
しんとこ駅前クリニック医師は、DVT診断ではもっとも信頼性の高い下肢静脈エコー検査に習熟し、その診断やその後のマネージメントには自信があります。
