歩いたりじっと立っていたりすると痛い—脊柱管狭窄症

歩けば歩くほど足が痛い、といった症状を「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」といいます。
この間欠性跛行が出る病気は2つ、①末梢動脈疾患(PAD)と ②脊柱管狭窄症です。
この2つは高齢男性に多く、見分けるのが難しいですが、②は歩かなくてもじっと立っているだけで痛みがでること、前かがみの姿勢で楽になることが特徴で、その点が①と異なります。
 

 
「脊柱管」というのは、腰椎などの脊柱骨の中にある脊髄の通り道のことをいいます。加齢などにより、腰椎の変形が生じ、脊柱管が狭くなるため、脊髄や足にいく神経が圧迫され、上記のような症状がおきます。

 

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